橋梁事業部 工事統括部
係長
難易度の高い現場に挑み
自身の成長へつなげていく
入社後、一貫して橋梁の施工管理を担当しています。これまで手掛けた現場で特に印象に残っているのは、一つは2016年から2年ほど担当した天竜峡大橋ですね。その現場では、ケーブルエレクション斜吊り工法という、両岸に鉄塔を建てて部材を吊り下げながら架設する国内でも珍しい工法を採用していました。それまでの経験がまったく通用しなかったうえ、川にはライン下りを楽しむ観光客がいてネジ一本すら落とせない緊張感があり、多くの困難が伴ったものの学んだこともとても多かった現場でした。もう一つは、2021年に担当した有田海南道路五号橋で、初めて管理技術者の立場でプロジェクトを統括しました。私にとってキャリアの分岐点となった現場です。
チームワークの良さや
仕事に取り組む姿勢にあこがれて
当社へ転職する前は、派遣のエンジニアとしてさまざまな土木工事現場に赴いていました。そのなかで川田工業の社員と出会い、「うちで働かないか」と声を掛けてもらったのが入社のきっかけです。川田工業に対しては、一緒に働くなかでチームワークの良さを感じていましたし、真面目にコツコツと仕事に取り組む社員たちの姿に信頼やあこがれも覚えていました。また、ちょうど結婚を考えていたタイミングだったので、当社が持つ安定した基盤や手厚い福利厚生も魅力でしたね。橋梁施工管理の経験はあまりありませんでしたが、「仕事のなかで知識やスキルを身に付ければ大丈夫」というアドバイスに背中を押され、入社を決めました。
橋梁のプロフェッショナルとして
さらなる飛躍を目指したい
当社で働く魅力として感じるのは、橋梁の分野をとことんまで極められる点ですね。元請けとして現場に入るので橋づくりにトータルに関われますし、当社は自社で工場を持っているので設計にも間接的に関わることができ、そこで得た知識やノウハウを施工管理に生かすことができます。また、国内で数例というような現場も経験できますので、そこで知識やスキルの幅を広げていくこともできます。現在、私が担当しているのは、国内3番目の長さの斜張橋。そのプロジェクトに、当社チームの主任技術者として関わっています。これからも幅広く経験を積みながら、現場を牽引する存在として成長を続けていきたいですね。